原価管理のはじめ方
原価登録
伝票明細からのコピー
目次
各原価書は「原価表示」の「見積」「受注」「売上」の3つのステータスごとに内容が分かれています。
「見積書」「請求書」などの伝票からそれぞれの原価書に明細を反映させる場合、それぞれの明細の内容はその案件のステータスに応じて各原価書に反映されます。
(各伝票からの明細情報の転記方法は、こちらのページの「f)便利な機能」をご確認ください。)
- ステータスが「見積中」-原価表示の「見積」
- ステータスが「受注」-原価表示の「受注」
- ステータスが「売上」-原価表示の「売上」
また、他の伝票から明細を引き継いで反映させる際、「必要係数で単位計算」にチェックを入れて反映させると、事前に「商品情報」の「必要係数設定」の「材料原価」で設定した数字を元の伝票での数量に掛けて反映させることができます。
例:見積書の明細を材料原価書に反映させる場合
事前に「クロス貼り AA級」の「商品情報」を開き、「必要係数設定」の項目で「材料原価」の数値を「1.1」に設定します。
案件明細画面に移動し、見積書で「クロス貼り AA級」を数量「20」で入力します。
その後、「登録」横の△をクリックし、「明細を原価書に反映する」を選択します。
反映する原価タブを選択できるので、材料原価書への反映を選択し、「必要係数で単位計算」にチェックを入れ、実行します。
材料原価書への反映時には見積書の数量「20」に「1.1」を掛けた「22」が数量として表示されます。